快速エアポートの自由席には、Suicaをタッチするだけで乗車できます。
特別な切符を買う必要はなく、普段の電車と同じ感覚で改札を通ればOKです。
新千歳空港と札幌を最速37分で結ぶ快速エアポートは、北海道旅行や出張で多くの人が利用する定番の移動手段です。
ただし、JR北海道の改札ではオートチャージが使えなかったり、混雑する時間帯だと自由席に座れなかったりと、事前に知っておきたいポイントがいくつかあります。
この記事では、自由席の料金や何号車に乗ればいいか、Suicaで乗るときの注意点、さらに混雑を避けて座るためのコツまで、初めての方にもわかりやすくまとめました。
片道50円安くする裏ワザも紹介しているので、ぜひ最後までチェックしてみてください。
快速エアポートの自由席はSuicaで乗れる?料金と基本情報
快速エアポートの自由席は、Suicaをはじめとした交通系ICカードで問題なく乗れます。
ここでは乗り方の手順や料金、使えるICカードの種類を確認していきましょう。
快速エアポートの自由席にSuicaで乗る方法
乗り方はとてもシンプルで、改札機にSuicaをタッチするだけです。
自由席には特急券や指定席券が不要なので、普段の通勤電車に乗るのと変わりません。
新千歳空港駅の改札を通ったら、ホームに停車している列車の4号車以外の車両に乗り込めばOKです。
- Suicaの残高が十分にあるか確認する(新千歳空港→札幌は1,150円)
- 改札機にSuicaをタッチして入場する
- ホームに降りたら、自由席の乗車位置に並ぶ
- 4号車以外の車両に乗車する
- 降車駅の改札機にSuicaをタッチして退場する
自由席の料金は乗車券だけでOK
快速エアポートは特急列車ではなく快速列車なので、自由席なら乗車券の料金だけで乗れます。
指定席のuシートを使わない限り、追加料金は一切かかりません。
よく使われる区間の運賃を表にまとめました。
| 区間 | 自由席の運賃 | uシート利用時(運賃+840円) |
|---|---|---|
| 新千歳空港→札幌 | 1,150円 | 1,990円 |
| 新千歳空港→新札幌 | 940円 | 1,780円 |
| 新千歳空港→小樽 | 1,910円 | 2,750円 |
| 新千歳空港→南千歳 | 300円 | 1,140円 |
使える交通系ICカードの種類
Suica以外にも、全国の主要な交通系ICカードがほぼすべて利用できます。
PASMOやICOCAを普段使っている方も安心して乗車できるので、北海道旅行のためにわざわざKitacaを用意する必要はありません。
- Kitaca(JR北海道)
- Suica(JR東日本)
- PASMO(首都圏私鉄)
- TOICA(JR東海)
- manaca(名古屋圏私鉄)
- ICOCA(JR西日本)
- PiTaPa(関西私鉄)※事前チャージが必要
- SUGOCA(JR九州)
- nimoca(西鉄)
- はやかけん(福岡市営地下鉄)
モバイルSuicaやモバイルPASMOにも対応しているので、スマホだけで乗車できます。
快速エアポートの自由席は何号車?座席の特徴を解説
自由席の車両は全部で5両ありますが、車両によって座席のタイプが異なります。
どの車両を選ぶかで乗り心地が変わるので、事前に知っておくと便利です。
自由席は4号車以外の5両が対象
快速エアポートは6両編成で運行されています。
このうち4号車だけが指定席のuシートで、1・2・3・5・6号車の5両が自由席です。
車体の色で見分けることができ、自由席の車両には緑色のライン、4号車のuシートには青色のラインが入っています。
クロスシート(721系)とロングシート(733系)の違い
快速エアポートには721系と733系という2種類の車両が使われており、自由席の座席タイプが大きく異なります。
721系は進行方向を向いた2人掛けのクロスシートで、旅行気分を味わえる座席配置です。
一方の733系は、通勤電車でおなじみのロングシートなので、やや窮屈に感じるかもしれません。
| 比較項目 | 721系(クロスシート) | 733系(ロングシート) |
|---|---|---|
| 座席の向き | 進行方向を向いた2人掛け | レールと平行の長い座席 |
| 空いているときの快適さ | 隣に荷物を置けて広々使える | 足を伸ばしやすい |
| 混雑時のデメリット | 窓側だと途中駅で降りづらい | 隣との距離が近くなりがち |
| 収容人数 | やや少ない | 多くの乗客を運べる設計 |
どちらの車両が来るかは当日の運用次第で、事前に指定することはできません。
指定席uシートとの設備を比べてみた
uシートは4号車に設置されている指定席で、乗車券に加えて840円の指定席料金がかかります。
自由席と比べると座席が広く、シートテーブルやシートポケット、大型荷物を置けるスペースが用意されているのが特徴です。
車内もuシートのほうが静かで落ち着いた雰囲気なので、長旅の疲れをゆっくり癒やしたい方には向いています。
自由席に座れる?混雑しやすい時間帯と座るコツ
快速エアポートの自由席は座席が保証されていないため、時間帯によっては立ったまま移動することになります。
ここでは混雑の傾向と、少しでも座れる確率を上げるテクニックを紹介します。
混雑しやすい時間帯と曜日
通勤ラッシュと重なる時間帯や、週末の夕方は特に混み合います。
大型連休やお盆、年末年始などの観光シーズンも座れない可能性が高くなるので注意してください。
- 平日の朝7時〜9時頃(新千歳空港方面)
- 平日の夕方17時〜19時頃(札幌方面)
- 金曜日の夕方〜夜(新千歳空港方面)
- 日曜日・祝日の夕方〜夜(札幌方面)
- お盆、年末年始、GWなどの大型連休
新千歳空港発なら座れる可能性が高い
新千歳空港駅は始発駅なので、ホームに停車中の列車にそのまま乗り込めます。
閑散期であれば到着した列車にすぐ乗っても座れることが多く、混雑期でも1本見送って次の列車を待てば高い確率で着席できます。
快速エアポートは日中10〜15分間隔で運行しているので、1本見送ってもそれほど待たされません。
札幌駅から座りたいときのテクニック
札幌駅からの乗車は、新千歳空港発よりも難易度が上がります。
小樽始発の列車より、札幌始発の列車を狙うのがポイントです。
発車の10分前からホームの乗車位置に並んでおけば、札幌始発なら座れる可能性が十分あります。
1号車側を狙うと空いている理由
新千歳空港駅でも札幌駅でも、エスカレーターや階段から近い6号車側に乗客が集中する傾向があります。
そのため、少し歩く手間はかかりますが、1号車側に向かうと並んでいる人が減って座れる確率が上がります。
さらに4号車(指定席)を挟んで、6号車側の自由席は2両しかないのに対して、1号車側は3両あるという車両配置も影響しています。
Suicaで乗るときの注意点と知っておきたい豆知識
Suicaが使えるからといって、東京と全く同じ感覚で乗ると落とし穴があります。
事前に知っておけばトラブルを防げる注意点と、お得な小ワザを紹介します。
オートチャージが使えないので残高に注意
JR北海道の改札機はオートチャージに対応していません。
ビューカードと紐づけたSuicaでも、改札通過時に自動でチャージされることはないので、乗車前に残高を必ず確認しておきましょう。
残高不足で改札を通れないと焦ることになるので、空港に到着したらまずチャージしておくのがおすすめです。
指定席もSuica+えきねっとで完全チケットレスに
uシートの指定席券は、JR東日本が運営するえきねっとからチケットレスで購入できます。
乗車券の部分をSuicaでまかなえば、紙の切符を一切持たずにスマホだけで乗車が完結します。
- えきねっとに会員登録する(無料)
- ICカード情報(Suica番号)を登録する
- 乗りたい列車のuシート指定席を予約する(840円)
- 当日はモバイルSuicaで改札を通過するだけ
券売機に並ぶ時間を節約できるので、飛行機到着後にサッと移動したい方にぴったりです。
分割乗車券で片道50円お得にする裏ワザ
新千歳空港駅から札幌駅までの運賃は通常1,150円ですが、北広島駅で乗車券を分割すると合計1,100円になります。
新千歳空港→北広島と、北広島→札幌の2枚に分けて切符を買うことで、片道50円の節約が可能です。
ただし、この方法はICカードでは適用されず、紙の切符を2枚購入する必要があります。
まとめ|快速エアポートの自由席はSuicaで手軽に乗れる
快速エアポートの自由席は、Suicaを改札にタッチするだけで簡単に乗車できます。
追加料金は不要で、新千歳空港から札幌まで1,150円というリーズナブルな運賃も魅力です。
混雑する時間帯を避けたり、1号車側の車両を選んだりするだけで座れる確率はグッと上がります。
もし確実に座りたい場合は、840円の指定席uシートをえきねっとで予約すれば、Suicaと組み合わせて完全チケットレスの乗車も実現できます。
オートチャージが使えない点だけ気をつけて、快適な北海道の移動を楽しんでください。
