函館といえば海鮮や夜景が有名ですが、実は地元民が通うB級グルメの宝庫でもあります。
ラッキーピエロのチャイニーズチキンバーガーやハセガワストアのやきとり弁当など、函館でしか味わえない名物がずらり。
この記事では、函館三大B級グルメから隠れた名店まで、観光客も地元民も満足できる絶品料理を一挙にご紹介します。
リーズナブルな価格でボリューム満点、そして何より美味しい函館B級グルメの魅力を徹底解説しますので、旅行の計画にぜひお役立てください。
函館のB級グルメが観光客を魅了する理由
函館を訪れる多くの観光客が海鮮料理や夜景を目的にしていますが、地元民に長年愛されるB級グルメの存在を知らずに帰るのはもったいないことです。
函館のB級グルメは、単に安くて美味しいだけではありません。
独自の食文化や歴史、そして地域に根ざした味わいが詰まっているのが大きな魅力です。
函館のB級グルメとは?定番から最新まで
函館のB級グルメとは、地元民が日常的に親しんでいる手頃な価格の料理を指します。
ラッキーピエロやハセガワストアといった地元チェーン店から、老舗の洋食店まで、幅広いジャンルが揃っています。
- ラッキーピエロ:道南限定17店舗を展開するハンバーガーチェーン
- ハセガワストア:1958年創業のコンビニで1日平均2600食売れる名物弁当
- カリフォルニアベイビー:1976年創業の洋食店で40年以上愛される味
- ジョリージェリーフィッシュ:トラピストバターを使った絶品ピラフ
- 函館いか煎屋:目の前でイカを丸ごとプレスする実演販売
これらの店は観光客向けではなく、地元民が普段使いする店として定着しています。
そのため、本当に美味しいものが手頃な価格で楽しめるのです。
海鮮以外にも魅力が満載の函館グルメ文化
函館といえばイカや海鮮丼が有名ですが、B級グルメは洋食やファストフードが中心です。
これは函館が古くから国際都市として栄えた歴史と深く関係しています。
明治時代に開港した函館には、西洋文化が早くから流入しました。
その影響でハンバーガーやピラフ、ソーセージといった洋食が地元民の食生活に根付いたのです。
また、道南地域は養豚場が多く、豚肉が安価に手に入りやすい環境でした。
そのため、やきとりと呼びながらも豚肉を使うという独自の文化が生まれています。
地元民が愛する味を旅行者も堪能できる理由
函館のB級グルメ店の多くは、ベイエリアや函館駅前といった観光エリアに集中しています。
そのため、観光の合間に気軽に立ち寄れるのが大きな魅力です。
| エリア | 代表的な店 | アクセス |
|---|---|---|
| ベイエリア | ラッキーピエロ、カリフォルニアベイビー | 函館駅から徒歩10分 |
| 函館駅前 | ハセガワストア、函館いか煎屋 | 函館駅直結または徒歩3分 |
| 五稜郭エリア | ラッキーピエロ五稜郭公園前店 | 市電五稜郭公園前駅から徒歩5分 |
また、1食あたり500円から2000円程度とリーズナブルな価格設定も嬉しいポイントです。
複数の店を巡って食べ比べを楽しむことも十分に可能な予算感です。
函館三大B級グルメを徹底解説
函館には数多くのB級グルメがありますが、中でも三大B級グルメと呼ばれる名物があります。
ラッキーピエロのハンバーガー、ハセガワストアのやきとり弁当、カリフォルニアベイビーのシスコライスの3つです。
これらは函館を訪れたら必ず食べておきたい代表的なソウルフードといえます。
ラッキーピエロのチャイニーズチキンバーガー
ラッキーピエロは通称ラッピと呼ばれ、函館市民なら誰もが知る人気ハンバーガーチェーンです。
年間来客数は約180万人、地元でのシェアは65パーセントを誇り、全国大手チェーンも太刀打ちできないほどの人気を誇ります。
看板メニューはチャイニーズチキンバーガー、通称チャイチキです。
カラッと揚げた鶏の唐揚げに甘酢っぱい中華風のタレがたっぷり絡み、フレッシュなレタスと一緒にふっくらバンズでサンド。
ジューシーで食べ応え抜群、一口食べたら止まらない中毒性のある味わいです。
ナンバーワンセットは、チャイチキとラキポテ、ドリンクがセットで1000円ほど。
ラキポテはマグカップに入ったポテトフライに、ホワイトソースとミートソースがたっぷりかかった濃厚な一品です。
店舗ごとに内装が異なるのもラッキーピエロの魅力です。
ベイエリア本店は森の中のメリーゴーランドをイメージした店内で、ブランコのイスや木馬があり、まるでテーマパークのような空間。
函館出身のアーティストGLAYのメンバーも通ったことで知られ、ファンの聖地にもなっています。
ハセガワストアのやきとり弁当は豚肉が主役
ハセガワストア、通称ハセストは1958年創業の地域密着型コンビニです。
看板商品のやきとり弁当は1日平均2600食、年間95万食以上売れる驚異的な人気を誇ります。
やきとりという名前ですが、実際に使っているのは豚肉です。
函館や室蘭といった道南地域では、豚串をやきとりと呼ぶのが一般的。
昔から道南地区には養豚場が多く、鶏肉より豚肉が安価に手に入りやすかったため、豚で串を作っていたのが始まりです。
- 注文を受けてから焼き始めるため、できたて熱々を味わえる
- 甘辛いタレが豚肉にしっかり絡んで、ご飯が進む味付け
- 価格は600円前後とリーズナブル
- イートインコーナーがあるので、その場で食べられる
ハセストは道南エリア限定で13店舗展開しており、函館駅前店なら旅行者も気軽にアクセスできます。
函館を離れた地元民が帰省のたびに必ず食べに来る、まさに地元のソウルフードです。
カリフォルニアベイビーのシスコライスの魅力
カリフォルニアベイビーは通称カリベビと呼ばれ、1976年創業の洋食店です。
大正時代の郵便局の建物を改装した店舗は、水色の壁と黄色い看板が目印。
アメリカ西海岸のカフェのような雰囲気で、函館市民なら誰もが一度は訪れたことがあるといわれる名店です。
名物のシスコライスは、サンフランシスコで食べたまかない飯をアレンジして誕生しました。
山盛りのバターピラフの上に、グリルした大きなフランクフルトソーセージが2本。
その上からたっぷりの濃厚なミートソースがかけられ、ポテトサラダとコーンが付け合わせです。
少し甘めで酸味のあるミートソースは、どこか懐かしい味わい。
バターピラフは薄めの味付けなので、ミートソースと混ぜて食べるのがおすすめです。
価格は820円とリーズナブルで、ボリューム満点。
ランチタイムにはドリンク1杯が無料サービスされるのも嬉しいポイントです。
GLAYのTERUさんやJIROさん、元JUDY AND MARYのYUKIさん、芥川賞作家の辻仁成さんなど、多くの著名人が通ったことでも有名。
観光客だけでなく、函館を離れた地元民が帰省のたびに訪れる、思い出の味です。
絶対食べたい函館B級グルメの名店リスト
函館三大B級グルメ以外にも、地元民が愛する名店は数多くあります。
ここでは観光の合間に立ち寄りたい、おすすめのB級グルメスポットをご紹介します。
どの店も個性的で、函館ならではの味わいが楽しめます。
ジョリージェリーフィッシュのステーキピラフ
ジョリージェリーフィッシュは1982年創業の洋食店で、ステーキピラフ、通称ステピが看板メニューです。
トラピストバターが決め手のこのピラフは、函館市民の青春の味として長年愛されています。
もともとはベイエリアの宝来町に店がありましたが、2017年に東山エリアに移転。
現在はアメリカンライフグッズを扱うサウスシダードライブインに併設されています。
ステーキピラフは、バターの香りが豊かなピラフの上に、ジューシーなステーキ肉がたっぷり。
オリジナルの甘辛ソースが全体をまとめ上げ、食べ応え抜群です。
価格は1280円で、ボリュームを考えればコストパフォーマンスは抜群。
カリフォルニアベイビーのシスコライスと並ぶ、函館を代表するアメリカンスタイルのグルメです。
レイモンハウスのソーセージは本場の味
レイモンハウスは函館元町にある、ドイツソーセージの専門店です。
注文を受けてからソーセージを焼いてくれるので、プリッとした歯ごたえが楽しめます。
- チューリンガードッグ:粗挽きソーセージをパンに挟んだシンプルな一品
- 焼きソーセージセット:4種類のソーセージを一度に味わえるお得なセット
- レイモンドック:サラダ菜と一緒にサンドしたヘルシーなホットドッグ
ケチャップとマスタードをかければ、B級グルメらしいジャンキーな味わいに。
ビールとの相性も抜群で、ランチだけでなく軽く一杯やりたいときにもぴったりです。
元町エリアの観光と合わせて立ち寄りやすい立地も魅力です。
函館いか煎屋のまるごといか焼きせんべい
函館駅1階にある函館いか煎屋は、まるごといか焼きせんべいの実演販売で有名です。
生イカを丸ごとプレス機で焼き上げる様子を、ガラス越しに間近で見られます。
函館産のイカに道南の昆布醤油を塗り、十勝産ジャガイモのでんぷん粉をまぶしてジューッとプレス。
大量の蒸気が上がり、香ばしいイカの匂いが漂う様子は、見ているだけで食欲をそそります。
ほんのり香る醤油の匂いと、イカの旨みがぎっしり詰まったおせんべいは中毒性が高い美味しさです。
パリパリの部分としっとりした部分があり、様々な食感を一度に楽しめます。
| メニュー | 価格 | 特徴 |
|---|---|---|
| まるごといか焼き | 400円 | イカ1杯を丸ごとプレス |
| ハーフ&ハーフ | 600円 | イカとホタテなど2種類を半分ずつ |
| いかすみソフト | 400円前後 | いかすみパウダーをかけた珍しいソフトクリーム |
旅の最後に函館駅で購入して、電車や新幹線の中で食べるのもおすすめです。
お土産用のパッケージ商品も販売しているので、家族や友人へのプレゼントにも最適です。
函館B級グルメの食べ歩きプラン
函館のB級グルメを効率よく楽しむには、エリアごとに店を巡るのがおすすめです。
ここでは、1日でできる限り多くのB級グルメを堪能するためのプランをご紹介します。
事前に計画を立てておけば、限られた旅行時間を有効に使えます。
ベイエリア周辺で楽しむB級グルメコース
ベイエリアは函館観光の中心地で、B級グルメの名店が集中しています。
金森赤レンガ倉庫群を観光しながら、徒歩圏内で複数の店を巡れるのが魅力です。
まずはラッキーピエロベイエリア本店でチャイニーズチキンバーガーを味わいましょう。
営業時間は10時から深夜0時30分まで、土曜日は翌1時30分まで営業しているので、時間の融通が利きます。
店内は森の中のメリーゴーランドをイメージした独特の雰囲気で、写真映えも抜群です。
次にカリフォルニアベイビーへ向かいます。
ラッキーピエロから徒歩2分ほどの距離にあり、石畳の道を函館山方向に歩いた突き当たりです。
シスコライスはボリューム満点なので、お腹に余裕があるときに訪れるのがおすすめ。
ランチタイムならドリンク無料サービスも受けられます。
ベイエリア周辺にはレイモンハウスもあるので、軽くソーセージをつまむのも良いでしょう。
市電の末広町駅から徒歩5分程度で、各店を効率よく回れます。
函館駅前エリアの手軽に食べられる名物
函館駅前エリアは、移動の合間や旅の最後に立ち寄りやすいのが魅力です。
駅直結または徒歩3分圏内に、手軽に楽しめるB級グルメが揃っています。
ハセガワストア函館駅前店は、駅から徒歩3分ほど。
やきとり弁当を注文してから焼き始めるので、少し時間に余裕を持って訪れましょう。
イートインコーナーでできたてを食べるのがおすすめですが、テイクアウトして移動中に食べるのもありです。
函館いか煎屋は函館駅1階にあり、新幹線や電車の待ち時間にサッと立ち寄れます。
実演販売を見るだけでも楽しいですし、お土産にも最適。
セブンイレブンの横にあるので、迷うことなくアクセスできます。
- 朝食:函館朝市で海鮮丼を楽しむ
- 昼食:ベイエリアでラッキーピエロやカリベビを堪能
- おやつ:函館駅でいか焼きせんべいを購入
- 夕食:ハセストのやきとり弁当をテイクアウト
このように計画すれば、1日で函館のB級グルメをしっかり楽しめます。
函館B級グルメを満喫するための予算と時間配分
函館のB級グルメは比較的リーズナブルなため、複数の店を巡っても予算内に収まります。
1食あたり500円から2000円程度なので、食べ歩きを楽しみたい場合は1日3000円から5000円ほど見ておくと安心です。
時間配分は、各店で食事に30分から1時間、移動時間を含めて余裕を持って計画しましょう。
特にラッキーピエロやカリフォルニアベイビーは、ランチやディナーのピークタイムにかなり混み合います。
少し時間をずらして訪れると、ゆっくり味わえます。
| 時間帯 | おすすめの過ごし方 | 予算目安 |
|---|---|---|
| 10:00-12:00 | ベイエリア観光&ラッキーピエロ | 1000円 |
| 12:00-14:00 | カリフォルニアベイビーでランチ | 1000円 |
| 14:00-17:00 | 元町散策&レイモンハウス | 800円 |
| 17:00-19:00 | ハセストのやきとり弁当 | 600円 |
また、函館市内は市電やバスでアクセスしやすいエリアが多く、公共交通機関を活用すれば移動もスムーズです。
レンタカーを借りるなら、五稜郭エリアのラッキーピエロやジョリージェリーフィッシュなど、少し離れた店にも足を伸ばせます。
食べ歩きを存分に楽しむなら、お腹を空かせて臨むのがコツです。
まとめ|函館B級グルメで地元の味を堪能しよう
函館のB級グルメは、海鮮料理とは違った魅力で旅行者を楽しませてくれます。
ラッキーピエロのチャイチキ、ハセストのやきとり弁当、カリベビのシスコライスといった三大グルメは、地元民が長年愛してきた本物の味です。
リーズナブルな価格でボリューム満点、そして何より美味しいという三拍子揃ったB級グルメは、函館旅行をより充実したものにしてくれるでしょう。
ベイエリアや函館駅前といった観光エリアに店が集中しているため、観光の合間に気軽に立ち寄れるのも嬉しいポイント。
次回の函館旅行では、ぜひB級グルメの食べ歩きを計画に組み込んでみてください。
地元民が通う店で味わう本物の函館の味は、旅の思い出をさらに特別なものにしてくれるはずです。
