ブウベツの森キャンプ場を徹底解説|木こりが作った白老の隠れ名所

北海道白老町に、林業を営むプロの木こりが一から手作りしたキャンプ場があります。

それが「ブウベツの森キャンプ場」です。

通年営業で冬も利用でき、無料で使える薪、温水ウォシュレット付きトイレ、水はけ抜群の火山礫サイトと、快適さへのこだわりが随所に感じられます。

フリーサイトからペット同伴可能なオートサイト、星空サイトまで多彩なラインナップが揃い、ソロキャンパーからファミリーまで幅広い層に支持されています。

ウポポイや白老牛の直売店、日帰り温泉も車で10分圏内にあり、観光と組み合わせた旅の拠点としても最適です。

この記事では、サイトの種類と料金、施設の詳細、予約方法、アクセスまでまとめて解説します。

はじめての利用でも迷わず予約・来場できるよう、知っておきたい情報をすべて詰め込みました。

目次

ブウベツの森キャンプ場はどんな場所?まず結論から

ブウベツの森キャンプ場は、北海道白老郡白老町にある通年営業の手作りキャンプ場です。

林業を営む大西林業(代表・大西潤二氏)が2020年7月にオープンさせ、木こりならではの技術と知識が随所に活かされたユニークなキャンプ場として話題を集めています。

東京ドームの約半分という広さの敷地に、フリーサイトからオートサイトまで多彩なゾーンが広がり、静かな広葉樹の森の中でのんびりと過ごせます。

木こりが手作りした、北海道白老町の静かな森のキャンプ場

キャンプ場の敷地内には、ミズナラ・ヤチダモ・イタヤカエデといった北海道らしい広葉樹が立ち並びます。

キャンプ場整備の際には「天地がえし」という林業技術を使って地面を整え、水はけのよい火山礫を敷き詰めました。

プロの木こりだからこそできる、機能美を兼ね備えたサイト作りがキャンパーから高い評価を受けています。

キャンプ場名に込められたアイヌ語の意味

「ブウベツ」という名前は、キャンプ場に隣接する川の名前に由来するアイヌ語です。

「ベツ」は沢・川を意味し、「ブウ」には蔵・赤いなど複数の説があります。

焚き火の赤い炎と、テントが並ぶ蔵のような空間を同時に連想させる名前は、このキャンプ場のためにあるかのようです。

通年営業で冬キャンプも楽しめる希少な存在

北海道のキャンプ場は冬季に閉鎖するところが多い中、ブウベツの森キャンプ場は年間を通じて営業を続けています。

冬季(12月〜4月上旬頃)は日曜定休となりますが、それ以外の日は基本的に利用可能です。

冬でもトイレに暖房が入り、炊事場には屋内タイプも用意されているため、寒い季節でも快適に過ごせます。

  • 通年営業(冬季は日曜定休)
  • 冬季のトイレは暖房完備
  • 冬季は屋内炊事場を使用可能
  • 年越しキャンプにも対応(12月31日も営業)

サイトの種類と料金を徹底解説

ブウベツの森キャンプ場には、スタイルや人数に合わせて選べる複数のサイトが用意されています。

入場料(大人660円・小学生330円)が別途必要な点と、各サイトの特徴をしっかり把握しておくと、当日スムーズに楽しめます。

フリーサイト:木漏れ日の中で自由にテントを張れる

メイプルエリアにあるフリーサイトは、木立の間に設けられた自由度の高いゾーンです。

車の乗り入れはできませんが、リアカーの貸し出しがあるため荷物の搬入は問題ありません。

木漏れ日が心地よく、鳥のさえずりを聞きながら朝を迎えられるのが最大の魅力です。

タープは張り数に含まれないので、テント+タープのスタイルでも料金は1張り分で済みます。

オートサイト:車横づけOKで荷物の出し入れが楽

車を直接サイトに横づけできるオートサイトは、重い荷物が多いファミリーや荷物量の多いグループキャンパーに特に人気です。

1区画の広さは8m×8m程度で、テント・タープ・車1台が収まるサイズ感となっています。

電源はなく、ペット同伴は専用区画が別途用意されているので注意が必要です。

ペット同伴サイト・BIGサイト・東屋付きサイトも充実

愛犬と一緒に泊まりたい方向けに、ペット同伴可能なオートサイトが用意されています。

ただし、周囲に恐怖心を与えるような犬や、よく吠える犬は利用できません。

BIGオートサイトは通常の約2倍の広さで車3台・大人10名まで対応しており、グループキャンプに最適です。

東屋付きオートサイトは雨の日でも安心して過ごせる屋根付き区画で、炊事場・トイレとの距離も近く利便性が高いです。

サイト種別料金特徴
フリーサイト1,100円〜/張木漏れ日・車乗り入れ不可
オートサイト2,200円/区画車横づけOK・8m×8m
オートサイト(ペット)2,200円/区画愛犬と泊まれる
BIGオートサイト4,400円/区画大人10名・車3台まで
東屋付きオートサイト6,600円/区画屋根付き・雨でも安心
星空サイト1,100円〜/張開けた空・週末祝日のみ

星空サイト:開けた空で夜空を独り占めできる

星空サイトは、木立に覆われたフリーサイトとは異なり、視界が開けた場所に設けられたゾーンです。

北海道の澄んだ夜空を存分に楽しみたい方にとって、最高のロケーションといえます。

週末・祝日のみの予約受付となっているため、利用希望の方は早めに予約を入れることをおすすめします。

入場料と料金まとめ

サイト料金とは別に入場料が必要な点は、初めて利用する方が見落としやすいポイントです。

入場料は大人660円・小学生330円で、未就学児は無料です。

デイキャンプ(日帰り)の場合は入場料+サイト利用料550円となり、利用時間は11時〜17時(受付14時まで)です。

  • 入場料:大人660円・小学生330円・未就学児無料
  • サイト料金は種別により1,100円〜6,600円
  • デイキャンプ:入場料+550円(11時〜17時)
  • アーリーチェックイン:550円/区画または張(11時〜)

施設・設備をチェックしよう

キャンプ場の快適さを左右するのは、トイレや炊事場などの設備です。

ブウベツの森キャンプ場は細部にまでこだわった施設が揃っており、初心者から上級者まで安心して利用できます。

地面は火山礫で雨の日でも快適なのが自慢

サイト全体に火山礫(かざんれき)が敷き詰められており、雨が降っても水がたまりにくい構造になっています。

火山礫は地表を平らに保つ効果もあるため、テントの設営がしやすいと利用者から好評です。

また、サイト全体が落葉樹に囲まれているため、夏場でも直射日光が遮られ、テント内が蒸し風呂のようにならずに済みます。

温水ウォシュレット付きトイレと炊事場の使い勝手

キャンプ場のトイレは温水ウォシュレット付きの水洗で、清潔に保たれています。

男女兼用トイレ&炊事場が2棟、女性専用トイレ(メイプルエリア側)、男性専用トイレ(マロンエリア側)と複数棟が設置されており、混雑時も安心です。

炊事場は屋根付きのものと屋内タイプの2種類があり、冬季には屋内炊事場を使用できます(夏季の一部炊事場は冬季使用停止)。

  • 男女兼用トイレ&炊事場 ×2棟
  • 女性専用トイレ(冬季使用停止)×1棟
  • 男性専用トイレ ×1棟
  • 屋根付き炊事場 ×2棟
  • 冬季用屋内炊事場あり
  • 車いす対応炊事場あり

無料で使える薪がキャンパーに大好評

林業を営む大西林業ならではの特典として、薪小屋に無料の薪(柴)が用意されています。

ただし、そのまま使えるサイズではなく、ノコギリで自分でカットする必要があります(ノコギリは貸し出しあり)。

なくなり次第終了となるため、確実に使いたい場合は有料の薪を購入するか、持参するのが安心です。

焚き火台シートの無料貸し出しもあり、地面を保護しながら安全に焚き火を楽しめます。

予約方法とチェックイン・アウトのルール

スムーズにキャンプを楽しむためには、予約の仕組みとルールを事前に把握しておくことが大切です。

受付場所が曜日によって異なるなど、初めて利用する方が戸惑いやすいポイントがいくつかあります。

予約は4ヶ月前から受付スタート

予約は利用日の4ヶ月前から受け付けています。

オンラインは予約システム「RESERVA」を使い、電話(080-4044-3388)でも受付可能です。

キャンセルはネットで3日前まで可能で、それ以降はキャンプ場へ直接電話での連絡が必要です。

  • 予約開始:利用日の4ヶ月前から
  • オンライン予約:RESERVA(reserva.be/bubetsu)
  • 電話予約:080-4044-3388(10:00〜16:00、日祝は〜14:00)
  • ネットキャンセル:3日前まで
  • 3日前以降のキャンセル:電話での直接連絡が必要
  • 対応決済:現金・クレジットカード・交通系IC・各種QR決済

受付場所が平日と週末で変わる点に注意

ブウベツの森キャンプ場でとくに注意が必要なのが、受付場所が曜日や季節によって変わるという点です。

平日はキャンプ場ではなく、白老町栄町2-1-7にある「ならの木家」で受付をおこないます。

土曜・日曜・祝日はキャンプ場内の管理棟で受付となりますが、冬季の土曜日は管理棟を閉鎖してならの木家での対応になる場合があります。

夏休みやお盆期間中は平日でもキャンプ場で受付対応になることがあるため、最新情報は予約時に確認してください。

チェックイン・アウトの時間と早着オプション

通常のチェックインは13:00〜16:00、チェックアウトは翌朝10:00までです。

16:00を過ぎてのチェックインはスタッフ不在のため基本的に対応できませんが、事前連絡で対応可能な場合もあります。

アーリーチェックインは全サイト共通で11:00〜対応しており、1区画または1張あたり550円の追加料金がかかります。

アクセスと周辺の楽しみ方

ブウベツの森キャンプ場は、北海道内でも特にアクセスしやすいキャンプ場のひとつです。

周辺には観光スポットやグルメが充実しており、キャンプ以外の楽しみ方も豊富です。

白老ICから車で約4kmの好立地

道央自動車道の白老ICから道道86号を荻野方面へ進み、ブウベツ川を渡った交差点を右折するとキャンプ場に到着します。

ICからのアクセスが約4kmと近く、札幌からは高速を使って約1時間15分で到着できます。

キャンプ場から車で5分圏内にはホームセンター・コンビニ・白老牛直売店が揃っており、忘れ物をしても安心の立地です。

出発地所要時間アクセス方法
札幌約1時間15分道央自動車道で白老ICへ
白老IC約10分(4km)道道86号経由
千歳空港約40分道央自動車道経由

ウポポイや白老牛、温泉も近くにあって観光と組み合わせやすい

キャンプ場から車で10分ほどの場所には、アイヌ文化を体験できる国立の施設「ウポポイ(民族共生象徴空間)」があります。

白老牛の直売所も近く、キャンプの食材として最高級のブランド牛を仕入れることができます。

白老町は温泉の町としても知られており、虎杖浜温泉をはじめ日帰り入浴できる施設が複数あります。

入浴施設のないキャンプ場ですが、温泉巡りと組み合わせれば旅のクオリティが格段に上がります。

  • ウポポイ(民族共生象徴空間):車で約10分
  • 白老牛直売店:車で約5分
  • ホームセンター・コンビニ:車で約5分
  • 虎杖浜温泉(日帰り入浴):車で約15〜20分

まとめ|ブウベツの森キャンプ場は自然と利便性を両立した北海道の名所

ブウベツの森キャンプ場は、木こりの技術が活きた手作りサイト、無料の薪、清潔な温水トイレなど、細部までこだわりが詰まったキャンプ場です。

通年営業で四季折々の自然を楽しめ、フリーサイトから大人数対応のBIGオートサイト、東屋付きサイトまで選択肢が豊富です。

白老ICから近く、ウポポイや温泉、白老牛グルメとの組み合わせも絶好の環境が揃っています。

受付場所が曜日によって変わる点だけしっかり把握しておけば、初めての方でも迷わずキャンプを楽しめます。

北海道でしっとりとした森の焚き火時間を過ごしたいなら、ブウベツの森キャンプ場はきっと期待に応えてくれるはずです。

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