北海道一周は何キロあるのか、結論からお伝えすると約2,500〜3,000kmです。
ルートによって距離は大きく変わりますが、海沿いをぐるっと走ると約3,000km、内陸をショートカットすれば約2,000〜2,500kmが目安になります。
この距離は、青森から山口まで本州を端から端まで走って往復するのとほぼ同じスケールです。
この記事では、北海道一周の正確な距離をルート別に比較しながら、必要な日数・費用・移動手段ごとの違い・成功させるための注意点まで、まるごと解説します。
これから北海道一周を計画している方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
北海道一周は約2,500〜3,000km|ルート別の距離を比較
北海道一周の距離はひとつではありません。どのルートを選ぶかで総走行距離は大きく変わります。ここでは代表的な3パターンの距離感を整理します。
海沿いルートで一周すると約3,000km
北海道の海岸線に沿ってぐるっと走ると、総距離は約3,000kmになります。
函館から時計回りに苫小牧、襟裳岬、釧路、知床、網走、稚内、留萌、小樽と巡るのが定番のコースです。
ただし海岸線が切り立った崖になっている区間では、内陸側を迂回したりトンネルを通ったりするため、実際の走行距離は2,600〜2,800km程度に落ち着くケースが多いです。
- 海沿い忠実コース:約2,800〜3,000km
- 岬や半島を全て回るコース:約2,900〜3,300km
- 寄り道や観光込みの実走行:約3,000〜3,500km
内陸ショートカットなら約2,000〜2,500km
半島の外周を回らずに国道で主要都市をつなぐと、距離は約1,800〜2,500kmまで短くなります。
たとえば札幌から函館、帯広、釧路、旭川と内陸の幹線道路で移動すれば、海沿いルートより500km以上短縮できます。
| ルートタイプ | 距離の目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| 海沿い忠実 | 約2,800〜3,000km | 絶景が多いが日数がかかる |
| 主要都市つなぎ | 約2,000〜2,500km | 効率的だが海の景色は少なめ |
| 岬完全制覇 | 約2,900〜3,300km | 達成感は最大、最も時間が必要 |
本州の距離に例えるとどれくらい?
約3,000kmと言われてもピンとこない方も多いでしょう。
青森県から山口県まで本州を縦断すると約1,500kmなので、北海道一周はその往復分に相当します。
東京〜大阪間が約500kmですから、その6往復と同じ距離を走ると考えるとスケールの大きさが実感できるはずです。
北海道一周に必要な日数と移動手段ごとの目安
距離がわかったところで、次に気になるのは何日かかるかという点です。移動手段によって旅のスタイルも日数も大きく変わりますので、それぞれの目安を見ていきましょう。
車で一周する場合は10日〜2週間が目安
車での北海道一周は、観光を楽しみながら回ると10日〜14日が現実的なラインです。
1日あたりの走行距離を200〜300kmに抑えると、無理なく観光も挟めます。
- 最短プラン(移動メイン):7日前後
- 標準プラン(観光込み):10〜14日
- ゆったりプラン(各地で1〜2泊):2〜3週間
7日で回ることも不可能ではありませんが、移動だけで1日が終わってしまう日が出てきます。
せっかくの北海道なので、最低でも10日は確保するのがおすすめです。
バイクで一周する場合の日数と特徴
バイクの場合も距離的には車と大きく変わらず、10日〜2週間が目安です。
車との大きな違いは、風や気温を直接体で感じるぶん、体力の消耗が激しいことです。
- 1日の走行距離目安:150〜250km
- ライダーハウスやキャンプ場を活用すれば宿泊費を大幅に抑えられる
- 夏場でも朝晩は冷え込むため、脱ぎ着しやすい服装が必須
- フェリーで愛車を運ぶライダーが多い
北海道はバイカーの聖地ともいわれており、真っすぐな道を風を切って走る爽快感は格別です。
自転車で一周すると3〜4週間かかる
自転車の場合、1日の走行距離は80〜120km程度が現実的です。
2,500〜3,000kmを走破するには、最低でも3週間、余裕をもって4週間は見込んでおきましょう。
キャンプ場やライダーハウスを利用すれば1泊500〜1,000円程度に抑えられるため、長期間の旅でも費用はそこまで膨らみません。
ただし街灯のない区間や野生動物が出る区間もあるので、安全面の準備はしっかり整えてください。
北海道一周にかかる費用|移動手段別のリアルな金額
北海道一周の費用は、移動手段と宿泊スタイルで大きく変わります。ここでは実際の体験談やシミュレーションをもとに、リアルな金額をお伝えします。
車・レンタカーで一周した場合の費用内訳
車で一周する場合、ホテル泊メインなら10〜20万円、車中泊メインなら5〜15万円が目安です。
| 項目 | ホテル泊プラン | 車中泊プラン |
|---|---|---|
| ガソリン代 | 約2.5〜5万円 | 約2.5〜5万円 |
| 高速料金 | 約0〜0.5万円 | 約0〜0.5万円 |
| 宿泊費 | 約5〜10万円 | ほぼ0円 |
| 食費 | 約2〜3万円 | 約1〜2万円 |
| レンタカー代 | 約5〜8万円 | 約5〜8万円 |
| 合計 | 約15〜25万円 | 約8〜15万円 |
北海道は一般道が走りやすく、高速道路をほとんど使わずに回れるのが特徴です。
そのぶん高速料金はほぼかからず、本州の長距離旅行より費用を抑えやすいメリットがあります。
バイク・自転車・電車の費用目安
車以外の移動手段でも、工夫次第で費用はかなり幅が出ます。
| 移動手段 | 費用の目安 | ポイント |
|---|---|---|
| バイク | 約5〜15万円 | フェリー代を含む。ライダーハウス活用で節約可能 |
| 自転車 | 約8〜20万円 | 期間が長いぶん食費・入浴代がかさむ |
| 電車 | 約10〜20万円 | 北海道フリーパス(27,430円/7日間)が便利 |
電車の場合は線路のないエリアには行けないため、海沿いを完全になぞる一周は難しい点に注意が必要です。
北海道一周を成功させるための準備と注意点
距離や費用の計画を立てたら、次は実際に走るうえで気をつけたいポイントを押さえておきましょう。事前に知っておくだけで、旅の安全度と満足度が格段に上がります。
ルートは時計回りが断然おすすめ
北海道一周のルートは、時計回りで走るのが鉄則です。
日本の道路は左側通行なので、時計回りに進めば走行車線が海側になります。
つまり、助手席側ではなくドライバー側に海の絶景が広がるということです。
海沿いの駐車帯にも停めやすく、写真撮影や休憩にも便利です。
ガソリンスタンドが100km以上ない区間がある
北海道のドライブで最も注意すべきなのがガソリン事情です。
都市部を離れると、次のガソリンスタンドまで50km、場合によっては100km以上ないケースもあります。
- 道路上に出る注意看板を見かけたら即チェック
- 残量が半分を切ったら早めに給油する
- 郊外のスタンドは19時に閉まることが多い
- セルフスタンドが少ないエリアもある
ガソリン切れで立ち往生すると、周囲に何もない場所では本当に身動きが取れなくなります。
ベストシーズンは夏だが秋も穴場
北海道一周のベストシーズンは、やはり6〜8月の夏です。
日が長く、気温も過ごしやすいため、キャンプや車中泊にも向いています。
- 6〜8月:気温が快適で日照時間が長い。ただし観光客が多い
- 9〜10月:紅葉が美しく混雑も落ち着く。ただし朝晩はかなり冷え込む
- 5月:新緑の季節だが、道東ではまだ寒さが残る
- 冬季:積雪や凍結があり、一周旅行にはかなりの経験が必要
混雑を避けて穴場を狙うなら、9月中旬〜10月上旬がおすすめです。
宿泊先は全日程を事前に決めすぎない
北海道一周は天候や体調によって予定どおりに進めないことがよくあります。
全日程の宿を事前に予約してしまうと、変更がきかず逆にストレスになりがちです。
初日と最終日、そして主要都市の宿だけは押さえておいて、それ以外は当日の進み具合で柔軟に決めるスタイルが無難です。
北海道にはキャンプ場や道の駅が豊富にあるので、車中泊の装備を整えておけば選択肢がぐんと広がります。
まとめ|北海道一周は一生モノの冒険になる
北海道一周の距離は、海沿いルートで約2,500〜3,000km、内陸ショートカットで約2,000〜2,500kmが目安です。
車なら10日〜2週間、バイクでも同程度、自転車なら3〜4週間の日数を見込んでおきましょう。
費用は移動手段や宿泊スタイルによって5万円台から25万円以上まで幅がありますが、高速道路をほとんど使わないぶん、本州の長距離旅行より意外とリーズナブルです。
時計回りでの走行、こまめな給油、天候に合わせた柔軟なスケジュールが、北海道一周を成功に導く3つのカギになります。
一度やり遂げたときの達成感と、目に焼きつく絶景は一生の宝物です。
ぜひこの記事を参考に、あなただけの北海道一周プランを立ててみてください。
