さっぽろ創世スクエアは、札幌で勉強場所を探している人なら一度は耳にしたことがある施設です。
大通駅から地下直結、しかも完全無料でWi-Fiと電源が使えるとあって、連日多くの学生や社会人が訪れています。
ただ、いざ行ってみたら「参考書の持ち込みはNG」と知って困った、という声も少なくありません。
この記事では、創世スクエア内の勉強できるスペースをフロア別に全部解説したうえで、席を確実に確保するための予約方法や混雑を避けるタイミングまで、すべてまとめています。
初めて利用する方も、何度か行ったことがある方も、損のない使い方がきっと見つかるはずです。
結論:創世スクエアは勉強に使えるか、正直にお伝えします
創世スクエア内にある「札幌市図書・情報館」は、いわゆる普通の図書館とはまったく異なる施設です。
勉強に使える部分と使えない部分がはっきり分かれているので、まず全体像を把握しておくと迷わずに済みます。
図書・情報館は「課題解決型図書館」という特別な施設
札幌市図書・情報館は、2018年10月に創世スクエア内にオープンしました。
コンセプトは「課題解決型図書館」で、ビジネス・くらし・アートに特化した専門書を中心に約4万冊を所蔵しています。
普通の図書館と大きく違う点が3つあります。
- 本の貸し出しは行っていない(館内閲覧のみ)
- 一部エリアを除いて会話・打ち合わせが可能
- 飲み物の持ち込みがOK(フロアによって飲食も可)
小説や絵本・教科書の類はほぼ置いておらず、資格取得・起業・医療・法律・アートといった実用書が充実しています。
教科書・参考書の持ち込み勉強はNGというルールの実態
予約席では、学校や家から持ち込んだ教科書・問題集を使った勉強は禁止されています。
これは公式ルールとして明記されており、図書館が「課題解決・情報収集の場」として設計されているためです。
ただし、館内に置いてある本を使って調べものや自習をすることは認められています。
また、2階の図書館外フリースペースについては自習が可能なので、持ち込み教材を使いたい場合はそちらを活用するのが現実的です。
勉強に使えるスペースはどこか、場所別に整理する
施設内で勉強や作業ができるスペースを一覧で整理します。
| スペース | 持ち込み勉強 | 電源 | 予約 |
|---|---|---|---|
| 1階自由席(約30席) | ×(館内本のみ) | なし | 不要 |
| 2階ワーキングエリア(33席) | ×(館内本のみ) | あり | 必要 |
| 2階リーディングルーム | ×(館内本のみ) | なし | 必要 |
| 2階グループエリア | × | あり | 必要 |
| 図書館外フリースペース(2階) | ○ | なし | 不要 |
創世スクエアの勉強スペースを全部解説します
フロアごとに特徴が異なるので、目的に合った席を選ぶことが快適に過ごすための最大のポイントです。
Wi-Fiは創世スクエア館内のほぼ全域で「Sapporo City Wi-Fi」が利用でき、時間制限なく無料で接続できます。
1階フロア:飲食OKの自由席は何人分あるか
1階は約30席の自由席で構成されており、全席で飲食が可能です。
隣接する人気カフェ「MORIHICO」で購入した飲み物や食べ物を持ち込むことができ、逆に図書館の本をカフェに持ち込んでゆっくり読むこともできます。
電源は設置されていないため、パソコンを長時間使いたい場合は2階ワーキングエリアの予約が必要です。
雰囲気はカフェに近いおしゃれな空間で、緊張せずリラックスして過ごせるのが特徴です。
2階ワーキングエリア:コンセント・Wi-Fi完備の予約席33席
2階のワーキングエリアは33席すべてにコンセントが2口ずつ設置された予約席です。
パソコン作業や長時間の調べものをするなら、ここが最も快適な選択肢になります。
1回の利用は最大90分で、時間終了後にあらためて予約すれば継続して使うことも可能です。
利用するには図書館の貸出券とパスワードが必要なので、初回はカウンターで作成手続きを済ませておきましょう。
2階リーディングルーム:静かに集中したい人向けの予約席
リーディングルームは読書に特化した予約席で、周囲と仕切られた静かな空間です。
キーボード・マウス操作、会話がすべて禁止されており、完全な静寂の中で本に集中できます。
試験前の追い込みや、じっくり読み込みたい専門書がある日に向いています。
ただし、パソコン作業や音のでる作業はできないため、用途に応じてワーキングエリアと使い分けることが大切です。
2階グループエリア:3人掛け、会話OKのミーティング向け席
グループエリアは3人掛けのテーブル席で、会話しながら打ち合わせや共同作業ができます。
コンセントも設置されており、複数人でのプロジェクト作業やグループ学習に適しています。
ただし、この席は個人の自習のために使う席ではなく、あくまで複数人での話し合いが前提です。
一人で長時間占領することはマナー違反になるため、利用する際は目的と人数を意識しましょう。
図書館外フリースペース:予約不要で自習OKの穴場
多くの人が見落としがちなのが、図書館の外にある2階のフリースペースです。
ここは予約不要で、持ち込んだ教科書や参考書を使った自習が可能です。
Wi-Fiも館内と同様に利用できますが、電源はありません。
ただし、このスペースはとても人気で、平日の朝9時に行っても満席になっていることが珍しくありません。
席を確実に取るための予約方法と攻略法
創世スクエアをうまく活用できるかどうかは、予約の使い方次第でほぼ決まります。
特に土日や試験期間は、何も準備せずに来ると空席がなくて帰ることになりかねません。
Web予約の手順と貸出券の作り方
Web予約を使うには、まず図書館の貸出券とパスワードが必要です。
貸出券は札幌市内の図書施設のカウンターで作成でき、身分証明書を持参すれば当日すぐに発行してもらえます。
予約は7日前から受け付けており、スマートフォンからでも操作できます。
Web予約の手順は以下の通りです。
- 座席予約システムのページにスマホまたはPCでアクセスする
- 貸出券の10桁番号とパスワードでログインする
- 希望の日付・時間帯・席の種類を選んで予約を確定する
- 当日、座席予約端末に貸出券をかざして予約票を発券する
- 利用終了後は端末で退席処理を行う
当日予約端末で取る方法と注意点
事前予約しなくても、当日2階リサーチカウンター付近の座席予約端末で空席を確認して予約できます。
ただし、土日の人気時間帯はほぼ空いていないため、当日予約は平日の午前中か閉館間際を狙うのが現実的です。
また、予約した時刻から15分以内に端末で予約票を発券しないと予約が自動でキャンセルされる点も要注意です。
予約後は遅刻しないよう、余裕を持って施設に到着するようにしましょう。
混雑する時間帯と空いている時間帯の傾向
創世スクエアの混雑傾向をまとめます。
| 時間帯・曜日 | 混雑度 | 備考 |
|---|---|---|
| 平日午前(9〜12時) | 比較的空いている | 予約席が取りやすい |
| 平日夕方(17時以降) | 混みやすい | 仕事・学校帰りが集中する |
| 土曜・日曜・祝日 | 非常に混む | 予約席は50分待ちも |
| テスト期間・長期休み | 最混雑 | 開館前から満席になることも |
テスト期間・長期休みはさらに激戦になる
定期テスト前や夏休み・冬休みの時期は、開館時間の9時(土日は10時)に到着してもフリースペースが満席という状況が頻繁に起きます。
この時期に確実に席を確保したいなら、7日前からのWeb予約を必ず活用することをおすすめします。
どうしても席が取れない場合は、近くの中央図書館(自習席100席以上)や、大通り周辺のカフェと組み合わせる方法も検討してみてください。
創世スクエアで勉強するときに知っておくべきルール
ルールを事前に知らずに行くと、着いてから困ることが出てきます。
特に受験勉強や試験対策を目的に来館する方は、以下の点を頭に入れておくとスムーズです。
持ち込み禁止の範囲:参考書・問題集はNG、館内の本はOK
予約席での持ち込み勉強のルールをまとめます。
- 自宅・学校から持ち込んだ教科書・参考書・問題集を使う勉強は禁止
- 館内に置いてある専門書・ビジネス書を使って調べること自体は問題なし
- 図書館外の2階フリースペースは持ち込み自習がOK(予約不要)
- グループ席での個人自習は想定外の使い方のため避けること
つまり、英語・数学・国語などの受験科目の問題集を解きたい場合は、フリースペースか他の施設を選ぶ必要があります。
飲み物・飲食のルールはフロアによって違う
飲食ルールはフロアによって異なるため、事前に把握しておくと安心です。
1階の自由席は飲食が可能なので、コーヒーを飲みながらゆったり読書したい方に向いています。
2階の予約席エリアは飲み物のみ持ち込みが可能で、食べ物の持ち込みは禁止されています。
飲み物はふたつき容器に入れたものが基本です。
館内に人気カフェ「MORIHICO」が隣接しており、コーヒーや軽食を購入してから利用するのが多くの人の定番の使い方になっています。
退席処理を忘れると他の利用者に迷惑がかかる理由
創世スクエアで最も見落とされがちなのが、退席時の処理です。
利用終了時間より前に席を離れる場合も、必ず座席予約端末で退席処理を行う必要があります。
この処理をしないと、システム上は「使用中」のまま表示され、実際には空いているのに次の利用者が予約できない状態が続いてしまいます。
施設の公式インスタグラムでも繰り返し呼びかけられているほど重要なルールなので、利用のたびに忘れず実行しましょう。
まとめ|創世スクエアを上手に使って勉強効率を上げましょう
創世スクエアの図書・情報館は、無料でWi-Fiと電源が使える優れた施設ですが、参考書の持ち込み禁止というルールがあるため、目的に合わせてスペースを選ぶことが大切です。
電源ありでパソコン作業をしたいなら2階ワーキングエリアの予約席、持ち込み教材で自習したいなら図書館外フリースペースという使い分けが基本になります。
混雑を避けるためには、平日午前の利用かWeb予約の活用が何よりの近道です。
ルールをきちんと守りながら使えば、無料とは思えないほど快適な学習環境として、創世スクエアはきっと頼れる場所になります。
ぜひ一度足を運んで、自分に合った使い方を見つけてみてください。
