札幌を訪れたとき、またはふだん使いのエリアで喫煙所が見つからず困った経験はありませんか。
札幌市は年々、路上喫煙の規制を強化しており、かつて喫煙できた場所が次々と使えなくなっています。
観光で初めて訪れた人はもちろん、地元に住んでいる人でさえ、新しい規制や施設ルールに戸惑うケースが増えています。
この記事では、札幌駅・大通・すすきの・観光スポット周辺など、エリア別に使える喫煙所を2025年の最新情報でまとめました。
商業施設や飲食店の喫煙ルールも合わせて解説するので、移動前にさっと確認しておくだけで、無駄に歩き回る時間をなくすことができます。
結論:札幌で喫煙できる場所は減っている。でも探し方を知れば迷わない
札幌市は2020年の健康増進法改正以降、屋内施設での喫煙規制が大幅に強化されました。
さらに市独自の路上喫煙禁止区域の拡大も続いており、以前と同じ感覚で喫煙場所を探すと、気づかずに違反エリアに入ってしまうことがあります。
まずは大前提として、札幌市内の現状を整理しておきましょう。
札幌の路上喫煙はほぼ全域で禁止されている
札幌市は条例によって、繁華街や観光地の多くを路上喫煙禁止区域に指定しています。
違反した場合は過料(罰則)の対象となるため、道路・歩道・公園の通路などで立ち止まって喫煙するのは避けてください。
禁止区域の主な対象エリアは以下の通りです。
- 札幌駅周辺(北口・南口・東口の広場および周辺道路)
- 大通公園に隣接する歩道・周辺幹線道路
- すすきの交差点から南へ続く繁華街エリア
- 狸小路商店街の通路全域
- 北海道庁赤れんが庁舎・時計台周辺の観光ゾーン
観光で訪れる場合は「歩きながら一本」は絶対にNGです。
必ず指定の喫煙所を利用するようにしてください。
喫煙できる場所は大きく3種類に分かれる
札幌市内で合法的に喫煙できる場所は、大きく分けると3つのカテゴリーに整理できます。
それぞれ特徴が異なるため、自分の目的・場所に合ったタイプを選ぶと効率よく見つかります。
| 種類 | 特徴 | 代表的な場所 |
|---|---|---|
| 市が設置した屋外喫煙所 | 無料で使えるが数が少ない | 大通公園内の指定スポット |
| 商業施設内の喫煙室 | 施設利用者向け・空調完備 | アピア・ステラプレイス等 |
| 喫煙可能な飲食店・カフェ | 席で吸えるが飲食注文が必要 | 一部の居酒屋・喫茶店 |
スマホのマップアプリを使えば最短で見つかる
現地で素早く喫煙所を探すなら、Googleマップで「喫煙所」と検索するのが最も手軽です。
現在地周辺に絞って表示でき、クチコミで最新の営業状況も確認できます。
加えて、tabaco-meterやスモーキングマップといった喫煙所専用アプリも存在し、ユーザー投稿によってリアルタイムに情報が更新されています。
ただし投稿情報は廃止・移転に追いつかないケースもあるため、施設公式サイトと合わせて確認する習慣をつけると安心です。
札幌駅・大通エリアの喫煙所まとめ
札幌観光や出張の拠点となる札幌駅と大通エリアは、規制が最も厳しい反面、施設数が多いため喫煙所も点在しています。
事前に場所を把握しておくだけで、到着直後に慌てずに済みます。
札幌駅周辺で使える喫煙所はここ
JR札幌駅の構内および直結ビルには、いくつかの喫煙スペースが設置されています。
駅ビル内の喫煙室は改装・廃止が繰り返されているため、以下の情報を事前に公式サイトで確認することをおすすめします。
- JR札幌駅コンコース内:改札外に喫煙ブースあり(変更の可能性あり)
- 札幌駅バスターミナル屋外エリア:一部に灰皿設置スペースあり
- 北口ロータリー付近:市の指定喫煙スペースが近接
- 札幌エスタ(閉館後再開発中):周辺施設での代替スペースを確認
なお2023年に閉館した札幌エスタの跡地は現在再開発中のため、周辺の喫煙環境も変化しています。
最新の状況は現地掲示または札幌市公式サイトで確認するのが確実です。
大通公園・すすきの周辺の喫煙所
大通公園は東西に長い公園で、喫煙所はエリアを限定して設置されています。
公園内を散策しながら喫煙所を探す場合は、西11丁目〜西1丁目の範囲でそれぞれ案内板を確認してください。
すすきのエリアは飲食店が密集しているため、喫煙可能な店舗に入る方が現実的な選択肢です。
ただし昼間の路上はほぼ全域で禁止なので、歩きながらの喫煙は厳禁です。
地下歩行空間(チカホ)内に喫煙所はあるか
チカホ(札幌駅前通地下歩行空間)は全長約520mの地下通路で、2011年の開業当初から全面禁煙です。
チカホ内に喫煙所は一切設置されていないため、地上に出てから喫煙所を探す必要があります。
チカホを利用する場合は、地上出口の近くに設置された喫煙スペースを事前に地図で確認しておくとスムーズです。
商業施設・ショッピングモールの喫煙所
札幌の商業施設は健康増進法の改正によって、2020年以降ほぼ全施設が屋内全面禁煙に移行しています。
ただし喫煙専用室を設けている施設も残っており、施設ごとのルールを把握しておくことが重要です。
札幌駅直結のアピアとエスタの喫煙所事情
アピア(札幌駅直結の地下商業施設)は現在、屋内全面禁煙となっています。
かつて設置されていた喫煙ルームは廃止されており、喫煙する場合は一度地上に出る必要があります。
エスタは2023年に閉館しており、跡地の再開発にともなって周辺の喫煙環境も変化しています。
訪問前に現地の案内看板または札幌ステラプレイスの公式情報を確認することをおすすめします。
大丸札幌・パルコの喫煙所情報
大丸札幌店は全館禁煙を基本としており、館内に喫煙室は設置されていません。
喫煙する場合は建物の外に出て、市が指定した屋外喫煙所を利用する必要があります。
札幌パルコも同様に館内全面禁煙です。
近隣の喫煙所については、施設スタッフに案内を求めると最寄りの場所を教えてもらえることがあります。
ファクトリー・ステラプレイスの喫煙所
札幌ファクトリーは複数の棟にわかれた大型複合施設で、屋外に喫煙スペースが設置されています。
屋内は全面禁煙ですが、中庭エリアの一角に喫煙コーナーが設けられているため、施設内の案内マップで位置を確認しましょう。
ステラプレイスは全館禁煙で、喫煙室は設置されていません。
建物外の周辺エリアで喫煙する場合も、市の禁止区域に該当しないかを確認してから利用してください。
屋外・公共スペースの喫煙所情報
屋外の公共スペースで喫煙できる場所は限られていますが、市が設置した屋外喫煙所は無料で利用できるメリットがあります。
観光の合間にも使いやすい場所をエリア別に紹介します。
大通公園内の喫煙所はどこにある
大通公園は条例により、公園内の一部エリアを除いて喫煙禁止です。
市が公認する喫煙スペースは、公園内の特定の丁目に限られており、案内看板や地図アプリで位置を確認するのが最も確実な方法です。
喫煙所の設置状況は季節のイベント(雪まつり・ビアガーデン等)によって変わることがあるため、イベント開催期間中は特に注意が必要です。
時計台・赤れんが庁舎周辺で吸える場所
時計台(札幌時計台)と北海道庁旧本庁舎(赤れんが庁舎)は観光客が多く集まるエリアで、周辺道路は路上喫煙禁止区域に指定されています。
両スポットの敷地内および周辺歩道での喫煙は禁止のため、喫煙する場合は最寄りの屋外喫煙所まで移動する必要があります。
観光の動線を考えると、出発前にGoogleマップで最寄りの喫煙所を1〜2か所チェックしておくのが効率的です。
観光で歩き回る前に確認しておきたいこと
札幌観光で複数のスポットをまわる場合は、出発前に以下のポイントを確認しておくと現地で困りません。
- 移動ルート上の喫煙所をGoogleマップで3か所以上ピンしておく
- 各商業施設の公式サイトで喫煙室の有無を事前チェックする
- 路上喫煙禁止区域マップ(札幌市公式)をスクリーンショットで保存しておく
- 喫煙可能な飲食店を昼食・夕食の候補として選んでおく
- 電子タバコ・加熱式タバコも同様に喫煙所のルールが適用される点を把握しておく
カフェ・飲食店で喫煙できる場所を探すコツ
屋外の喫煙所が減少するなか、喫煙可能な飲食店を上手に活用するのが現実的な対策のひとつです。
ただし健康増進法の改正後、喫煙席を設けられる店舗には条件があります。
喫煙可能な飲食店の見分け方
2020年4月の健康増進法改正により、客席面積100平方メートル超・2020年4月以降に新規出店した飲食店は原則屋内禁煙となりました。
一方、それ以前から営業している小規模な飲食店(経過措置対象店)は、喫煙席を設けることが可能です。
店の入口には標識の掲示が義務付けられているので、以下を確認しましょう。
- 入口に喫煙可・禁煙・分煙の標識があるか
- 喫煙専用室の設置がある場合は個室か仕切りか
- 加熱式タバコ専用の喫煙室かどうか(紙巻きタバコは使えない場合がある)
喫煙席ありのチェーン店・カフェ一覧
大手チェーンの喫煙対応状況は店舗ごとに異なります。
訪問前に公式アプリや予約サイトで確認するのが最も確実ですが、一般的な傾向として以下を参考にしてください。
| 店舗種別 | 喫煙対応の傾向 | 確認方法 |
|---|---|---|
| スターバックス | 全店舗禁煙 | 確認不要 |
| ドトール | 一部店舗で分煙あり | 公式サイト・店舗検索 |
| コメダ珈琲 | 一部店舗で喫煙室あり | 公式アプリで確認 |
| 居酒屋チェーン | 個室喫煙可の店舗多い | 食べログ・ホットペッパー |
| 個人経営の喫茶店 | 喫煙可の比率が比較的高い | 入口標識・電話確認 |
予約前に確認すべき3つのポイント
飲食店を予約する際、喫煙に関して事前に確認しておくべき項目が3つあります。
これを怠ると、到着後に席で吸えないと分かって困るケースがあります。
まず確認したいのは、喫煙可能な席のタイプです。
全席喫煙可・分煙・喫煙専用室・加熱式タバコのみなど、同じ「喫煙可」でも内容が異なります。
次に、喫煙席の予約が必要かどうかです。
人気店では禁煙席が優先的に埋まり、喫煙席のみ残るケースもあれば逆もあるため、予約時に明示するのが確実です。
最後に、同席者が非喫煙者の場合は分煙環境かどうかを確認しましょう。
仕切りのない同室分煙では副流煙のトラブルになることがあります。
まとめ|札幌の喫煙所、最新情報を把握して快適に過ごそう
札幌市の喫煙環境は年々変化していますが、情報を整理して動けば快適に過ごすことは十分できます。
路上喫煙禁止区域・商業施設の禁煙化・飲食店のルールを頭に入れておくだけで、現地での無駄な時間を大幅に減らせます。
観光や出張の前日にGoogleマップで喫煙所を2〜3か所ピンしておく習慣をつけると、到着後すぐに動けて便利です。
また施設の喫煙室情報は廃止・移転が頻繁なので、公式サイトや現地の案内板を最終確認の手段として活用しましょう。
この記事の情報をうまく活用して、札幌での時間を気持ちよく満喫してください。
